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ネット上から必要な道具(ソフト)を集める
Kindle用の電子書籍作成に必要なソフトウェアは、次の4点です。
ネット上に公開されている以下のソフトを無料で利用できます。
1.テキストの加工に利用するエディタ (TeraPadなど)
2.テキストの加工を自動化するスクリプト言語 (ActivePerl)
3.Kindle用電子書籍を作成するツール (Mobipocket Creator)
4.Kindle用電子書籍リーダー (Mobipocket Reader)
英辞郎をKindle用の辞書に加工するためには、さらにもう1つソフトが必要になります。
5.英辞郎の辞書を検索・表示、加工・変換利用するソフト (PDIC/Unicode)
また、英辞郎の辞書本体は市販の製品を購入する必要があります。
残念ながら、これだけは有料で入手するしかありません。
6.市販の英辞郎CD、またはダウンロード版の英辞郎辞書データ (市販品を購入)
この作業に利用できるのは,英辞郎CD 第四版 ~ 第八版,ダウンロード版は
Ver.144.1 (2015.3.20版)まで.それ以外は英辞郎の仕様変更のため利用不可.
購入する英辞郎は、もちろん安い中古品でもかまいませんし、むしろそれがオススメです。
エディタのダウンロード
この作業では、Unicodeと大きなテキストファイルが扱える本格的なエディタが必要です。
秀丸エディタなど、すでに愛用しているものがあれば、そちらを利用すると良いでしょう。
手元にそういったエディタが無い場合は、下のサイトから TeraPad や Mery が入手できます。
ActivePerl のダウンロード
英辞郎の編集と、CSVファイルからHTMLファイルへの変換は、Perlのスクリプトを利用して行います。
ただし、すでに作成されたスクリプトを使うだけなので、Perlの知識は必要ありません。
今回作業で使うスクリプトは、このページ下にある EijiroTools.zip にまとめてあります。
* 自分のWindowsが64bitかどうか分からない場合は,Windows (x86) 版をダウンロードしましょう.
Perlのインストールを確認する
ActivePerlをインストールした後は、Windowsの 「アクセサリ」 メニューから 「コマンドプロンプト」 を起動し、
コマンドプロンプトの画面内で次のコマンドを実行し、Perlが正常にインストールされていることを確認します。
perl -v [Enter] [Enter] は改行キー押してください.
下の画面のようにPerlのバージョン情報が表示されれば、Perlは正常にインストールされています。
Mobipocket Creator のダウンロード
HTMLファイルをもとに、mobi形式のファイルを作成するツールです。
Kindle用の辞書や電子書籍を作成するのに必要なアプリケーションです。
Mobipocket Reader のダウンロード
mobi形式のファイルを読めるリーダーです。
Kindle用の辞書や電子書籍のできぐあいを、PCで確認するのに利用します。
PDIC/Unicode のダウンロード
英辞郎からKindle用の辞書を作る場合のみ必要となります。
PDIC/Unicode は英辞郎にも付属してくるアプリケーションですが、最新版を入手します。
英辞郎の辞書ファイルを、加工&編集しやすいCSVファイルに変換することができます。
辞書作成作業用スクリプト
Kindle用辞書の作成に利用するPerlのスクリプトは、こちらで用意したものを利用します。
英辞郎の不要な項目のカット、リンク項目のリスト作成、CSVファイルのHTMLファイルへの変換に使用します。
* Linked.pl と csv2html.pl のスクリプトについては、こちらで公開されていたものを流用&改造させてもらっています。
下のZIPファイルには、次の3つのスクリプトファイルが入っています。
cutdic.pl, Linked.pl, csv2html.pl
2014.2.14 更新 *詳しい更新内容はこちらを参照してください.Kindle for PC でKindle用の英辞郎を使えるようにする
Kindle用に作成した英辞郎は、Kindle for PC でも利用することができます。
(この方法は、iPad や Android の Kindleリーダーでも利用できるみたいです)
これらアマゾンの提供する Kindleリーダーで英辞郎を利用するためには、下の2つのアプリが必要になります。
Kindle用に作成した英辞郎の mobi (prc) ファイルの、ヘッダ情報を一部書き換える必要があるからです。
mobi2mobi コマンドライン版
mobi2mobi GUI版
このGUI版を利用するためには、上のコマンドライン版一式が必要です。
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